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余生を楽しむ三流クライマーの日常

八ヶ岳中山尾根の登攀

登攀

date:2020/03/28

member:Sikaou,Joko,Yamada

久しぶりの八ヶ岳。今回は中山尾根と阿弥陀北西稜を登る予定だったが、天気は非常に悪い。普通なら現地に行くまでもなく中止するべき天気だろう。が、とりあえず行ってみた結果、なんとか中山尾根だけ登ることができた。

山中テント泊ができなかったのは残念だが、このコンディションで１本でも登れただけで良しとしよう。

f:id:sikaou:20200330223829j:plain — 美濃戸登山口の駐車場、さすがにこの雨では誰もいない

f:id:sikaou:20200330224024j:plain — 翌日の天候は最悪なので、日帰り山行に変更。今回は赤岳鉱泉経由で進むことにした。

f:id:sikaou:20200330224342j:plain — 雪はほとんど無いけど、林道はこんな感じなのでアイゼン必須

f:id:sikaou:20200330224644j:plain — アイスキャンディーもこのコンディションでは貸し切り状態（やらないけど）

f:id:sikaou:20200330224857j:plain — 取り付き手前の樹林帯でギアを装着

f:id:sikaou:20200330225415j:plain — 雪が無いのでただのクライミングだが、岩が脆いので余計に難しく感じた

f:id:sikaou:20200330230042j:plain — 上から見ると、やっぱり雪山とは思えない…

f:id:sikaou:20200330230232j:plain — 2ピッチ目、今回は左のスラブを登ったが、草付に雪が無く非常に厳しく感じた

f:id:sikaou:20200330230441j:plain — 上から見た図

f:id:sikaou:20200330230553j:plain — しばらくダラダラと尾根を進む

f:id:sikaou:20200330230912j:plain — 上部岩壁に到着、雪が全然ない…

f:id:sikaou:20200330231129j:plain — 上部岩壁、おそらくこのルート核心のピッチ

f:id:sikaou:20200330231334j:plain — このピッチの抜けの凹角、久しぶりの登攀でかなり緊張してしまった

f:id:sikaou:20200330231809j:plain — 上から見た図

f:id:sikaou:20200330231915j:plain — 被り気味だが、ガバが多いので簡単。だが、この雪の無い状態では落石が多いのでひやひやした。

f:id:sikaou:20200330232315j:plain — ここからまた簡単な雪稜を登る

f:id:sikaou:20200330232508j:plain — 最終ピッチを登るYamada氏、ここが意外に難しかった

f:id:sikaou:20200330232657j:plain — 最後はこのようなハング帯なので、ザイルの流れには要注意！

f:id:sikaou:20200330232827j:plain — 最後はトラバースして安全な縦走路へ到着

f:id:sikaou:20200330233143j:plain — 後は淡々と下山を目指す、風が強く雪が降り出しそうなので急ぐ！

f:id:sikaou:20200330233344j:plain — 地蔵尾根で記念撮影、おそらく本日は誰も登ってないだろう！地蔵の顔がモザイクみたいで怖い…

f:id:sikaou:20200330233700j:plain — 6時前には下山できた。明日は天気悪いのに車が少し増えたのに驚き。

今回の山行で、体力の低下と登攀感覚の衰えを感じることができた。このコンディションではそもそも登ること自体自粛するべきとは思いながらも、登ることができたのは大きな収穫だった。次はもっと快適かつ景色の良い日に登攀したいなぁ。