date:2020/07/23,24
member:Sikaou,Utti,Nさん
境谷の遡行は14時過ぎには終了し、ゆっくり温泉に浸かり、3年前の石並川（http://ubealpine.fc2web.com/29houkoku/39-isinamigawa.html）で出会った漁師のNさん宅がある日向市を目指す。行動食以降は全く何も食べずに来たので空腹で倒れそうになるのを堪え、なんとか到着。前回お邪魔した時には未完成だったお店「天然うなよし」の完成に感動する。
久しぶりの再会で色々と話したいことはあるが、ビールで乾杯後はNさんの振る舞うフルコースを堪能するのに忙しい。このお店、天然の鰻を食べられる人気店で、鰻は1日10食限定で完全予約制。飲んでる間もお客さんがちらほら現れるが、全部断るぐらいの人気だった。
普通のお店ではお目にかかれないテナガエビの揚げ物
鮮度抜群のエビを投入する。美味しくないわけがない！
宮崎地頭鳥、今まで食べてた鳥は何だったんだ？というほどショックを受ける味わい。やはり宮崎は鶏肉がめちゃ美味しい。
手羽先もデカい。さすがに食べるのに手間が掛かるので、この間はUttiさんと二人、ほとんど会話もなく無言でむしゃぶりつく。
ウナギの骨。血に毒があるので調理に時間をかけており、めちゃ美味しい。ウナギは本当に捨てる部位が無いようで、全ての部位を食べさせていただいた気がする。
引っかけで釣り上げたアユの塩焼き。庭の畑で採れた白オクラも美味しかった。
ウナギの白焼き。天然ならではの上品な脂の味わいに酔いが覚める。
ウナギを焼く様子。
最後は地鶏の刺身。生で食べられることにビビる。臭みは全くなく、塩とゴマ油で食べると最高に美味しかった。
11時頃にはUttiさんが死ぬように眠りについたため就寝。翌日は帰るだけの予定だけだったが、急遽、漁を見学させていただくこととなった。
5時起床。Nさんの車で漁場となる川を目指す。
漁場に到着。
仕掛けたウナギ用の罠を確認する
自分も餌の回収などを手伝う。テナガエビが餌とは…、贅沢な川だぁ。
この川、泳いでるテナガエビが無数に見えるので、素手でも簡単に捕まえることができる。こんな豊かな川は山口や広島辺りにはないだろう。
別の川で捕まえたテナガエビ。朝飯前にこれだけの量を簡単に捕まえることができるとは…。
お店に帰り、最高に贅沢な朝ご飯をいただく。
先ほどまで生きていたエビ達も美味しそな仕上がり。
天然は4000円からの鰻重。これはわざわざ食べに来る価値のある一品。
ウナギの頭を使って仕込んだタレは、そのままでも鰻重の味がする。
帰り際にはお土産にエビとウナギの骨をいただく。その夜もめちゃめちゃ飲んでしまった。
正直なところ、Nさん宅での印象が強すぎて、境谷の記憶はほとんど残ってない。自分の目標を体現し、お店を開店したNさんの話はとても素晴らしかった。一番すごいと感じたのは、このように成功しても「漁を7割、お店は3割で続けたい」と言い張るところだ。体力的にはもの凄いハードなスケジュールをこなしているにも関わらず、生き生きと漁に出てお店で料理をするNさんは輝いていた･･･。
次の宮崎遠征でも、ぜひまたNさんにお会いしたい。ちなみに、☟のとおり「天然うなよし」の動画が公開されているようなのでこちらもぜひ見て欲しい。
レジェンド漁師がうなぎボッポをつけたら
