2021/07/22～23
member:Sikaou,Utti,鉄人
day1：
久しぶりの沢遠征。大峰山系は初めてなので、今回は難易度は高くない「白川又川本谷（奥剣又谷）」を遡行した。とにかく行程が長く、まず入渓するまでのアプローチにうんざりする。汗だくになった頃、ようやく入渓地点となる「フジノトコ」に到着。すぐに泳ぎの沢が始まる。これまで中国地方、九州、四国と遡行してきたが、断トツ透明度が高く、水温はかなり低い。テン場となる口剣谷分岐上部の河原に着く頃には3人ともヘトヘトだったが、焚き火前で飲むブランデーは最高に美味しかった。
さすが観光地！駐車場が高い…。
行者環トンネル西口の登山口
途中で見つけたキノコ。これは食べられると思い収穫を提案したが、二人に却下された…。
アプローチも後半は登山道ではないのでなかなか厳しかった。
アンノ谷を下降し、ようやく白川又川本谷のフジノトコに到着。川がめちゃキレイ！
水温が異常に低い。ウェットを着てても身体が痺れる寒さ。
けど、水質がキレイなのでついつい泳いでしまう。無警戒なアマゴが無数に泳いでいる。
水中とは思えない透明度。今回は天候も最高だったので、渓相は常に美しかった。
赤い岩のエリア。本当に岩全体が赤く、すごい景色だった。
この滝は左岸を直登。深いと思ったこの対岸への渡渉で膝を強打し、その後の遡行は終始痛みとの闘いだった。
トップのUttiさん。ハーケンとカムを使用。
長淵の突破。流れはなく簡単に取り付ける。滝もカムが使えるので簡単。
岩稜のトラバース。ガバだらけで簡単。
単調なゴーロが多いが、結構岩が大きいので疲れる。それに寒い。
口剣又谷との分岐にある25m直瀑。トポではこの下部をテン場とするようにあるが、快適な場所は見当たらなかった。
簡単な4mFを越えると快適なテン場に到着。
濡れたまま、とりあえずツェルトを建て、焚き火をおこす。
焚き火とブランデー。このために遡行したようなものなので、この瞬間が最高！
day2に続く…
