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余生を楽しむ三流クライマーの日常

七面山「LongHope」の登攀 その1

date:2023/11/3~5

member:Sikaou,Utti

 

ロクスノの記事を見てずっと行きたかった七面山「LongHope」。昨年の大台ケ原千石嵒のサンダーボルトより難しいようなので、ここ数か月はこの課題に向け練習を積んでいた。アプローチも悪く前後1泊を要する。

予想以上に暑く、久しぶりの歩荷に辟易したが、無事に岩場の偵察を終え、楊枝ヶ小屋に到着した。岩場を眺めながらジンとウィスキーをちびちび飲む。この日の小屋は4パーティーが宿泊し、なかなかの盛況ぶりだった。我々は3時半起きなので早々に就寝した。

今回の行程、3日間で22.6km。

岩場の様子

駐車場からすぐの渡渉

岩場への下降ポイント

途中、荷物をデポして岩場を偵察する

足場の悪い沢を下降する

紅葉で目立ちにくいが、テープを忠実に辿っていく

落ち葉で滑りやすいので慎重に

取り付きまで400mほど下ることになる

岩壁が見えてきた

開拓時の道具が残る

LongHopeの取り付きに到着。登山路から30分程度。

今すぐ登りたい気持ちを抑える。コンディションは最高のようだ。

奥にある岩室、ここをベースにする人もいるらしい

上部岩壁もすごい迫力、この時点ではどの辺を登るのかよく分かっていない

下部岩壁の様子、赤線が1~2ピッチと思われる

戻る途中、潤沢な沢の水で喉を潤す、今回、水の確保を一つの課題にしており、わざわざ各自4Lの水を歩荷してきたが、水場があるのが分かり少しがっかりした。

取り付きに戻り、ギアやザイルをデポして寝床となる小屋を目指す。

荷物が減ったとは言え、さすがに疲れてきた。そして予想以上に暑い!

小屋までもうちょい

小屋に到着

苔の上で軽く一杯やることに。この日はさすがにセーブした。

せっかくなので夕日まで待つことに。だんだん寒くなる。

最高のロケーション!あの岩壁を登り切り、明日のこの時間もここで祝杯をあげたい。

 

最近の三倉さん

date:2023/10/15・22

member:Sikaou,everyone

 

仕事に忙殺され山どころかプライベートもままならない日々が続く中、なんとか時間を作って11月のロングホープに向けた練習に勤しむ。本当はスラブやエッジの効いたフェースに取り組みたいところだが、三倉はどうしてもクラック主体となってしまう。贅沢な環境なんだろうけど、久しぶりに八面や他の岩場にも行きたいと思う今日この頃…。

久しぶりのAコースフランケ、無事にRPするHigeさん

こちらは短い10aのルート、惜しくもOSならず

自分はひらめ(10c)、にゃろめ(10a)と簡単に登れた。次はクレッセント登りたい。

この日はRさんとMさんに混ぜてもらう。上部のピトンが取り除かれたモルモットクラックを試登する。ピトンがあった場所はキャメ#0.2が効くので問題なさそう。

取り付きのこのテーピングはRさんに取られてました。この課題はそろそろ落としたい。

もみじ返し(10d)、これもムーヴは解決したので次は本気トライか。最終ピンの辺り、スタンスの岩が剥がれたようで、少し厳しくなったようだ。リーチがないとかなり厳しそう。

隣のスウィング(11b)、TRで触らせて貰ったが、かなり厳しいスローパーが続く。これはしばらく登れそうもない。

水晶クラックのついでに幼稚園(11d)を触る。面白いルートだが、とても体力が持たない。支点もナッツ主体で精神力が持つだろうか…。いつか落としたい1本だ。

 

今日の窓ヶ山さん

date:2023/09/24

member:Sikaou,Hige,Jeni

 

三倉の予定だったが、前日にイノシシが獲れたのでさばくことにして、終わった後、久しぶりに窓ヶ山に行ってみた。さばくのが初めてのHigeさんと一緒にやるので、40kgぐらいのイノシシに3時間を要した。まだ脂は無いけど、なかなかキレイなイノシシだった。窓ヶ山は、暑くてあまり登れなかったが、開拓者の方にお会いできて色々教えてもらったりと、なかなか有意義な一日だった。

40kg、オスのイノシシ。練習にちょうどいいサイズ。

見ての通り、脂がない。

Higeさんは精神的にも疲れたようだが、無事に完了。

無事にお肉をゲットした。

とりあえず5.9でアップ。やはり慣れない岩場は緊張する。

10aの課題、開拓者の方から話を聞かないと絶対分からないライン取り…

ミレニアムスーパークラッシュ(10c)、この課題は素晴らしい!
リードでトライしたけど、核心は恐怖心に勝てずRPできなかった…。

駐車場で手を洗い、長い一日が終了する。疲れたぁ。