2024-03-20 大山槍尾根の登攀 雪山 date:2024/03/16 member:Sikaou,Hige 久しぶりの大山南面。静かな山行を期待したが、バックカントリーの一行に何度か出くわした。はたから見てても今日の雪質は滑りやすそうで、快走する姿が羨ましかった。こちらは振子沢からの下山でなかなかのラッセルに苦労し、特に駒鳥峠の登り返しは苦労した。最近はここまで降りず、小屋手前から1405mピークを目指すのが主流らしい。雪量は2月の山行よりも多いぐらいだったので、クライミングに切り替えるか悩ましい季節だ…。 赤線が今回のログ、緑がバックカントリーの人達のトレース 前日はテントでかき祭りをした。ワインを飲み過ぎた。 道路に雪はないが、山中はまだ十分な雪量がある。 シュプールが固まり、しばらくはその上を快適に歩ける 一瞬、食べられるキノコかと思ったが、さすがに違った。秋にまた来たい。 途中からトレースを離れて尾根を進む。膝上のラッセルが続き汗だくになる。 1405mのピーク、最高の天気だ! 傾斜が増すのでここでギアを装着し、まずは鉄柱ピークを目指す。 鉄柱到着。天気が良い時に来たことがなかったので、初めて姿を認識した。 槍ヶ峰が近づいてきた 相変わらずラッセルが続き、時に豪快な落とし穴にはまる。 槍ヶ峰までも結構緊張する斜面がある。支点が取れないので慎重に進む。 槍ヶ峰のトラバース、一応ザイルを出したが必要なかった。 登り切った場所からの図。 槍ヶ峰の様子、我々の位置が分かるだろうか? 後は難しい所はないので、快適な尾根を進む。弥山の人だかりが見える。 三ノ沢の様子、シュプールは見当たらなかった。 天狗ヶ峰から登ってきた槍尾根を振り返る。 前回より雪が多いのでしばらくは下山も快適。振子沢もまだまだ十分な雪量。 振子沢を振り返る。この時ばかりはスキーやスノボーをやりたいなと感じてしまう。 その後は厳しいラッセルが続き、駒鳥峠に到着後も道路に出るまでなかなか疲れた。やはり南面の山行は体力が必要だ。