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余生を楽しむ三流クライマーの日常

十方山アライ谷の遡行

date:2020/08/10

member:Sikaou

 

先週Yamada氏と登った時「13登ってた時より太ったな!」と言われ、さすがに何とかしないと「ただの太ったオッサンになってしまう!」と危機感を覚え、トレーニングと食事制限を開始した。本日は午前中、炎天下の中23㎞走り、午後から時間があったので短いアライ谷を遡行した。

瀬戸滝から入渓すると標高700mあたりまでV字状の谷が続き、滝も連続する。水量にもよるだろうが、今回は単独でもすべての滝を直登できた。鬱蒼とした雰囲気で景観も今一つ、登攀性も乏しい沢ではあるが、とても素晴らしい発見をしてしまった。入渓の困難さのおかげだろうが、西中国山地の沢でこれほど驚いた沢は他にない。調査を兼ねて、もう一度この沢を訪れることにしたい。

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6.6㎞、2時間の行程~瀬戸滝で遊ばなければもうちょい早いかも~

 

瀬戸の滝

瀬戸の滝

 

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パッとしないアライ谷

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最初のF、木を使って滝心を突破する

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次のF、これは左岩側から入り階段状を突破する

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おそらくC/SのF6、これは右岸側を突破するが、水流をもろに受けるので緊張した

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その後もFがちらほらするが、特に難しいものはない

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終わった感が…

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途中、巨大なマムシに遭遇

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たいしたやぶ漕ぎもなく登山路へ

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帰りに再度、瀬戸滝へ~滝心右を3m上がると厳しいスラブが立ちはだかる。ここさえ突破できれば一段目は登れそうなんだけどなぁ