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余生を楽しむ三流クライマーの日常

十方山大谷左俣の遡行

date:2020.08.12

meber:Joko,Sikaou

 

Jokoさんの希望で、今回は遡行記録の少ない大谷左俣を登る。Fナンバーはあの山さんの記録(http://anoyama-konoyama.net/190805.html)を参考にした。F2(20m)の他、登攀性の高いFがいくつかあり、ほとんど高巻かずに登ることができる。右俣は面白くないので記憶にも残らないが、左俣ならもう一度登っても良いかも。

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15.1km、6時間の行程。いつもながら、十方山は下山がキツい。

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まずは大谷を進む。簡単だが渓相は素晴らしい。

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F2に到着。このFは素晴らしい。

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この辺までは簡単だが、すでに水流が強くて寒い。

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この辺りが水量Maxだが、見えないクラックに身体を突っ込んで突破する。

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最後は右岸側に移り厳しいスラブを突破する。ここが一番怖い。

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上から見たスラブ。支点はカムががっつり入るので安心。


十方山大谷左俣、F2の突破!

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F3(20m)、これは階段状で簡単

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F4(18m)、ここは一応ザイルを出したが簡単。左岸側を進む。

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F7(14m)、見た目以上に難しい。被り気味を甘いカチを使って突破。

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F11、これで目ぼしいFは終了

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徐々に水量は無くなり藪化していく

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十方山らしい笹の藪漕ぎで登山路を目指す

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本日も10匹を超えるマムシに遭遇した

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近いので、一応山頂を経由した

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帰りはやっぱり瀬戸の滝で体を清める

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ここからあと2mぐらいは登れそうだが、その先は被り気味で支点も取れそうにない。いつかこのFも挑戦したいけど…。