date:2020/08/15
member:Yamada,Sikaou
久しぶりの遠征。あれやこれやの迷った挙句、行先は出発後の車内で決めた。宮崎県の鹿納山付近には「かのう谷」が二つある。鹿納山西面にある「鹿納谷」、そして東面にあるのが「嘉納谷」。後者は「九州の沢と源流」で非常に高い評価を受けているにも関わらず、ネット上での遡行記録は見当たらなかった。一方、前者は開けた明るいイメージの本流系沢で、記録も多く人気があるようだ。個人的には玄人好みの嘉納谷を登りたかったが、九州の沢デビューのYamada氏にラバーソールのフリクションを存分に味わって貰うため、行先は鹿納谷となった。
この沢、前評判どおり渓相や水質は非常に素晴らしい。一方、2級の沢ということでスリルを感じるような難しさはなく、どちらかと言うと「真夏に楽しむ沢遊び」の印象を受けた。できれば今度は、泊りの沢として利用したい。