246O1

余生を楽しむ三流クライマーの日常

くろきちの大冒険

date:2022/04/24

member:Sikaou,Utti

 

以前から登ってみたかった「くろきちの大冒険」を登るため、下ノ岳8合目奥壁エリアへ向かう。一昨日の雨の影響でどこも水浸しなので不安になるが、なんとか登れそうだ。ハニートラップでアップ後、3ピッチのくろきちを登る。自分は1,2ピッチをリードさせてもらったがなかなかの難しさだった。核心の3ピッチ目、ハングを越え中間のスラブが難しい。Uttiさんが惜しくもフォールしたが、その後は順調に終了点へ到達。山頂で休憩後、懸垂下降で戻る。昼からは8合目フランケに移動し、ヘロヘロになるまで遊んだ。

ニートラップ、下部はビショビショ、登っている辺りが少し難しい。

くろきちの1P目(5.9)。グレード以上に難しく感じた。

1P目の上部。右トラバースしてクラックを登ったところの立木で終了。

2P目(5.5)、アプローチ的な部分だが簡単ではない。このピッチのために#5を持ってきたが、なくても良かったかも。

3P目(核心部)、ここからハング下を右上するが、ここも難しい。

ハング横、ここから数mはクラックがあるので安心。

中間のスラブ帯から終了点を望む。おそらくこの辺りが核心部。

終了点前のクラック。自分の場合はここが難しかった。

歩いて山頂へ向かう。

数年前にグレータワーを登って以来、久しぶりの山頂。

3回の懸垂で戻れるが、60mザイルでギリギリだった。

同エリアの「奥の細道(10b)」、濡れてコンディションが悪いようなので自分はトライしなかった。

核心部。もうちょいで登れそう。

8合目フランケに移動。「マンタ(10a)」、終盤のワイドに苦戦するがなんとか登れた。

隣の「腹八分(10b)」、写真の辺りが核心。相性が良いので次は登れそうな気がする。

最後に取り付いた「にゃろめ(10a)」、難しくて意味不明だった。