date:2021/10
member:Sikaou,Jo
久しぶりの比叡山。クラックの続く３峰白亜スラブと２峰正面壁の２本を登った。2度目の白亜スラブはやはり３，４ピッチが難しく、テンションかけまくりの登攀になってしまった。けど、やっぱりこのルートは素晴らしい…。
すでにお腹一杯だったが、休憩して２峰の正面壁に取り付く。２峰は初めてだが、アプローチは簡単で、整備された方々の努力が感じられた。感謝！結論から言うと、わずか３ピッチ目で敗退となった。支点は豊富だがクラックが藪化しまともに登れない所もあり、そもそも難しいので時間が掛かる。日暮れの恐怖に耐えきれなかった…。面白いルートなので、春先にリベンジしたい。
白亜スラブ１P、簡単なスラブ
２P、クラックをレイバック気味に登る。支点があるので安心。
同じく２P、最後は右のテラスに出て終了。
３P、フィンガリーなクラックが続く見事なピッチ。今回はJOがリードするが、見事ノーテンで抜けた。素晴らしい！
３Pの中間地点から上。この辺りが核心で、その上部は傾斜が緩み快適な登攀となる。
上から見た図
４P、ハングを越えてからが核心。
ハングの上部はハンドからフィンガーサイズのクラック。途中で力尽き何度もテンションしてしまった。
５P、ここもグレードは低いが高度感があり油断できない。
終了点からの眺め。本日は快晴で、まさに絶景！
１峰の駐車場で休憩後、２峰へ。
見事に整備されている。開拓者の方に感謝！
左から巻くことができる０P目。意外に難しかった。
１P目。ハング越えの時点でA0してしまい、上部のクラックでヘトヘトになってしまった。
１P目の終点。手前のクラックを見てのとおり、かなり草だらけ。
上から見た図。支点が多いのでいいが、クラックはブッシュだらけなので、身体が岩から離れて怖かった。
核心となる２P目。フィンガーサイズのクラックを右上する。ヘトヘトなのでほとんどA0で登ってしまった。
上から見た図。ここも最後は草だらけなので、だれか整備してくれぃ！
３P目。グレードは低いがラインが読めずかなり恐怖のピッチ。頼もしいJOさんが見事に突破した。
４ピッチ目を望む。あと５ピッチ、日暮れまで３時間を切っていたので、微妙な時間帯だが撤退することにした。
苦労したピッチを懸垂下降する。この草が枯れない限りは快適な登攀にはならなだろう。
次はいつ行けるかなぁ…。
