date:2021/01/16
member:Sikaou,Utti,Yam
今シーズン最初の大山。小雨になるのを待つため出発を後らせたが、それでも北壁に着く頃にはずぶ濡れになっていた。気温は高いがやはり濡れると寒い。膝までのラッセルで西稜の取り付きに到着したのが8時40分。そこから雪崩れそうな雪渓をトラバースして東稜の急峻な尾根をよじ登る。雪が多いせいで核心部の岩壁は皆無、単なるラッセルで11時には稜線に到着。一応、ザイルは出したが全く不要だった。稜線は猛烈な風が吹き荒れ視界は無いが、なんとか山頂や小屋を見つけ下山した。6合目辺りで風は止んだが、結局、天候が回復することは無かった。大山はやっぱり天気が良い時に登りたい。