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余生を楽しむ三流クライマーの日常

白滝山ニュールートの開拓


date:2018/9/28

白滝山には自分が整備したルートが2本あるけど、今回はE岩の独行道(11b)の横にニュールートの開拓を試みた。結果から言うと、終了点すら打てず何もしないまま終了となった…。
イメージ 1久しぶりの白滝山
イメージ 2今回開拓を試みたE岩右端
イメージ 3かなり被り気味なので、ボルトも打ちにくい

敗因は、まずE岩のアプローチの悪さ。単独では取り付きに行くのも困難なので、E岩ピークから懸垂下降することになるが、この岩に開かれたルートは左端から右上するラインを取るため懸垂下降中に左にトラバースする必要がある。偵察時はなんてことなかったのに、いざボルトを打とうとしたら、ザイルが上部の岩に引っ掛かり身動きが取れなくなった。50mザイルでは取り付きまで降りることもできず、1時間以上宙吊り状態で悶絶した。もう一つの敗因は岩の脆さ。予想以上に浮石が多いので、まずはこいつらを叩き落とす必要があると判断した。
取り付きから歩いてE岩ピークに戻り懸垂下降…、これを3往復して力尽きた。久しぶりにウンザリしてしまったけど、間違いなく難しく楽しい好ルートが期待できるので、また暇を見つけて整備に勤しむことにする。
イメージ 4杣地川右俣のF、暑かったので飛び込みたかった