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余生を楽しむ三流クライマーの日常

樋口谷の遡行


date:2018/9/29
member:Uti,Sikaou

久しぶりに宮崎の沢へ。本来は小積ダキへ行く予定だったが、この天気では仕方ない。というか、猛烈な台風24号が接近する中、よく決行したもんだと思う。
3時に山口を出発し7時半に到着。寝ないまま8時に樋口谷の遡行を開始した。やはり水量が多いせいで直登できないFがあるのは残念だったが、それでも十分に宮崎の沢の美渓を堪能することができたと思う。12時には石堂山へ到着。
イメージ 1平凡なゴーロも水量が多く厳しかった
イメージ 2そして前半はかなり急峻なゴーロが続く
イメージ 3こいつは登れないので右岸側を高巻いた
イメージ 4深い釜を持つFもあるので、何度か泳ぐことになった
イメージ 5この沢のハイライトとなる幅の狭いF
イメージ 6水量がなければ真っすぐ行けそうだが、今回は右岸側の岩稜を突破(簡単)
イメージ 7まだまだFが続く
イメージ 8そしてまだまだ泳ぐ
イメージ 9藪漕ぎなしで稜線に到達した
イメージ 10何もない石堂山に到着

しかしながら、この沢の核心はこれから。樋口山への稜線に登山路は無く、猛烈なアセビの藪漕ぎを強いられることとなった。色んな報告を見ても、やはりこの藪漕ぎには苦労させられているようだ。14時、やっとの思いで樋口山に到着し、そこから下界へも道なき道を藪漕ぎする。最後まで地形図を手放すことはできなかった。やれやれ・・・。
イメージ 11アセビの群生する縦走路
イメージ 12けもの道のようなアセビのトンネルをひたすら突き進む
イメージ 13樋口山からの下山もこれ、もうウンザリ・・・
イメージ 14最後は林道に出て、ようやく下界に戻ることができた