2023-02-13 別山バットレス中央稜の登攀 雪山 date:2023/02/12 member:Sikaou,Hige,Hossan 広島山岳会のお二人に同行し、久しぶりに別山を登る。先週の三鈷峰とは異なり、天候も雪質も最高に良かった。別山は1組が先行していたが、特に渋滞することもなく快適な登攀となった(隣の弥山は蟻の行列状態で、見てるだけでウンザリさせられた)。縦走路のコンディションも申し分なく、緊張感のないまったりとした1日だった。 9.7kmの行程。景色を眺めながらゆっくり進んだため、9時間も掛かってしまった。 7時前の北壁。すでに取り付いている気合いの入ったパーティーが見える。夏道はさらに多くの灯りが見える。 降雨の影響で雪が締まり、ストレスなしで雪渓を進めた。 朝からウンザリの弥山西稜。 雪量が多いので尾根の右側から取り付いてみた。 尾根上も先行パーティーのおかげで快適。しばらくはノーザイルで進む。 正面の岩壁辺りからスタカットで登る。 後続を迎える。ピッチの切り方が悪かったせいか、足場の悪いビレイポイントでずっと爪先立ちを強いられ3人とも苦悶する。 核心のピッチ。久しぶりに登ると緊張した。先行パーティーはうまくカムを使用していたが、自分は持ってきてなかったのでまともな支点が取れず怖かった。 別山のピークへ到達する最終ピッチ。危なげなく突破するHossan。 6合目辺りで事故があったようだ。救助ヘリがホバリングしている。 見事なナイフリッジ。天気も最高! 仲のいい二人 この吊尾根が結構怖かった。 とりあえず弥山の山頂を目指す。 案の定、人ごみの山頂。余裕があるので縦走することにした。 一番難しい辺り。今回は雪質も良いので全く問題なかった。 宝珠尾根から北壁を望む。 大屏風に取り付くパーティーが。ぼろぼろの岩壁をどうやって登るのだろうか。すげぇ! さらば別山。