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余生を楽しむ三流クライマーの日常

別山バットレス中央稜の登攀

date:2023/02/12

member:Sikaou,Hige,Hossan

 

広島山岳会のお二人に同行し、久しぶりに別山を登る。先週の三鈷峰とは異なり、天候も雪質も最高に良かった。別山は1組が先行していたが、特に渋滞することもなく快適な登攀となった(隣の弥山は蟻の行列状態で、見てるだけでウンザリさせられた)。縦走路のコンディションも申し分なく、緊張感のないまったりとした1日だった。

9.7kmの行程。景色を眺めながらゆっくり進んだため、9時間も掛かってしまった。

7時前の北壁。すでに取り付いている気合いの入ったパーティーが見える。夏道はさらに多くの灯りが見える。

降雨の影響で雪が締まり、ストレスなしで雪渓を進めた。

朝からウンザリの弥山西稜。

雪量が多いので尾根の右側から取り付いてみた。

尾根上も先行パーティーのおかげで快適。しばらくはノーザイルで進む。

正面の岩壁辺りからスタカットで登る。

後続を迎える。ピッチの切り方が悪かったせいか、足場の悪いビレイポイントでずっと爪先立ちを強いられ3人とも苦悶する。

核心のピッチ。久しぶりに登ると緊張した。先行パーティーはうまくカムを使用していたが、自分は持ってきてなかったのでまともな支点が取れず怖かった。

別山のピークへ到達する最終ピッチ。危なげなく突破するHossan。

6合目辺りで事故があったようだ。救助ヘリがホバリングしている。

見事なナイフリッジ。天気も最高!

仲のいい二人

この吊尾根が結構怖かった。

とりあえず弥山の山頂を目指す。

案の定、人ごみの山頂。余裕があるので縦走することにした。

一番難しい辺り。今回は雪質も良いので全く問題なかった。

宝珠尾根から北壁を望む。

大屏風に取り付くパーティーが。ぼろぼろの岩壁をどうやって登るのだろうか。すげぇ!

さらば別山